漫画家。 1971年生まれ、茨城県出身。 2001年、『This First Step』で、第49回小学館新人コミック大賞一般部門に入選。 『岳 みんなの山』で、2008年3月に第1回マンガ大賞受賞。2009年1月、第54回(平成20年度)小学館漫画賞(一般向け部門)受賞。2012年12月、第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
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ジャズ漫画と聞くと、音楽に詳しくないと難しそうに感じるかもしれません。でも『BLUE GIANT SUPREME』は、知識よりもまず熱さで引き込んでくれる作品です。世界を目指すサックス奏者・宮本大の挑戦を、まっすぐに楽しめる音楽コミックです。 主人公はサックス奏者の宮本大 主人公の宮本大は、世界一のジャズプレイヤーを目指す青年です。『BLUE GIANT SUPREME』では、大が日本を飛び出し、ヨーロッパを舞台に新しい挑戦を始めます。 言葉や文化の違う場所で、自分の音を届けようとする大の姿が印象的です。うまくいくことばかりではありませんが、それでも前へ進む姿に胸を打たれます。 音楽の知識がな…
最近、胸が熱くなる漫画を読みたい。戦いやスポーツではなく、音楽でここまで熱くなれる作品を探している。そんな人におすすめしやすいのが、石塚真一さんの『BLUE GIANT SUPREME』です。 音楽で世界へ挑む姿に引き込まれる 『BLUE GIANT SUPREME』は、サックス奏者・宮本大がヨーロッパでジャズに挑む物語です。世界一のジャズプレイヤーを目指す大は、慣れない土地でも自分の音を信じて前へ進みます。 簡単に認められるわけではない場所で、それでも音を鳴らし続ける姿に強い力があります。夢を追う人の苦しさとまぶしさが、まっすぐ伝わってくる作品です。 ジャズを知らなくても熱くなれる ジャズに…
たまに、読んでいるだけで音が聞こえてきそうな漫画に出会うことがあります。『BLUE GIANT SUPREME』は、まさにそんな熱を持った作品です。ジャズを通して世界へ挑む宮本大の姿に、ページをめくるたび引き込まれていきます。 ヨーロッパで鳴らす大の音 『BLUE GIANT SUPREME』では、宮本大がヨーロッパを舞台に新しい挑戦を始めます。知らない土地で、自分の音がどこまで届くのか。その緊張感が、作品全体に流れています。 大のサックスは、ただ上手いというより、とてもまっすぐです。何かを伝えたいという気持ちが、演奏の場面から強く伝わってきます。 仲間と作るジャズの時間 音楽は一人でも鳴らせ…
『BLUE GIANT SUPREME』は、石塚真一さんによる『BLUE GIANT』シリーズの続編にあたるコミックです。小学館の公式情報では、石塚真一さんに加え、巻によってNUMBER8さんも編集・story directorとして表記されています。本作は宮本大がヨーロッパへ渡り、世界一のジャズプレイヤーを目指してさらに大きな挑戦を始める物語です。 ヨーロッパ編としての位置づけ 『BLUE GIANT SUPREME』は、仙台・東京での物語を経た宮本大が、海外へ挑むシリーズです。ヨーロッパを舞台に、言葉や文化、音楽シーンの違いに向き合いながら、自分の音を広げていきます。 前作を読んでいると、…
インターナショナル・ジャズ・コンペティション(IJC)での優勝をひっさげてニューヨークに戻り、飛躍に向けた準備を進める宮本大とバンドメンバー。この第7巻では、レコード会社と契約してファーストアルバムを出すための産みの苦しみが描かれる。 タイトルに使われている「モメンタム」を何となく理解し切れないまま放置していたのだが、作品の中で宮本大がIJCを制覇した「勢い」を推進力としてブレイクスルーしようとするキーワードであることが示されている。ただ、僕の中での「モメンタム」は「質量×速度=運動量」というイメージの方が強いので、単なる「勢い」では置き換えられない「うねり」のように重厚なものも感じてしまう。…
『岳』石塚真一(山岳救助・ヒューマンドラマ)。世界中の巨峰を登った男・島崎三歩が、北アルプスの山岳救助ボランティアとして過酷な遭難現場に立ち向かう。 生死の境目にある山での日常を、三歩の「よく頑張った」という言葉が温かく包み込む。圧倒的な大自然の描写と、命の尊さを真正面から描いた不朽の名作。
こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は、魂を震わせる音楽漫画、石塚真一の『BLUE GIANT』について語りたいと思います。ジャズを知らなくても、音楽が好きじゃなくても、きっと心を打たれる。そんな作品です。 🎷『BLUE GIANT』の魅力 『BLUE GIANT』は、ジャズに魅せられた高校生・宮本大(だい)が、世界一のジャズプレイヤーを目指して突き進む物語。舞台は仙台から東京、ヨーロッパ、アメリカ、そして現在はニューヨーク編へと続いています。ジャズという音楽ジャンルを軸にしながらも、これは「夢を追う者の物語」であり、「情熱と孤独の物語」でもあります。 🔥キャラクターの熱量 主人公・…
いよいよコンペティションの決勝戦を迎えた宮本大が、ジーンとノアという2人のライバルと決着をつける。ノア・デュベールとジーン・ヘイデンがそれぞれ演奏する場面は普通に描いた一方で、宮本大の演奏では「吹き出し」がない。擬音や台詞が一切描かれないこコマ割りが続き、観客の表情や動き、バックバンドに対する目配せなどの「絵」だけですべてを表現しているのだ。 宮本大がバックバンドのモチベーションを引き上げ、観客を盛り上げ、そして自らも演奏を楽しんでいる様子が克明に描かれ、音のない紙の上にさまざまな音や感情が入り混じる。こんなコミックを読むのは初めてといってよく、新しい次元に入り込んでしまったような作品になって…
BLUE GIANT MOMENTUMは5巻も、相変わらず作品中のミュージシャンが奏でる音が聞こえてくるかのような描写が素晴らしい。それはもちろん絵の力が大きいが、テキスト表現における言葉の選択も負けてはいない。 5巻のヤマはセントルイスで開催されるコンペティション。これに宮本大が参戦するが、他の個性豊かなサックス奏者たちの特徴が絵とセリフで描き分けられる。僕が特に印象に残ったのは、メキシコから食費もなくやってきたディエゴ・アルバレスの音について、オーディエンスのひとりが「サックスってこんなに切迫した音が出せるのか」と感嘆する部分だ。 「切迫した音」とは、僕の中ではタイトで緊張感のある音。例え…
ジャズを題材としたアニメ『BLUE GIANT』を観る。 ジャズに魅せられ、ひたすらテナーサックスを吹き続けた宮本大。目指すのは世界最高のジャズプレイヤー。高校を卒業して東京に出てきた彼は、そこで出会った仲間とともにトリオを組み、ジャズプレイヤーとしての一歩を踏み出す。彼らのとりあえずの目標は、日本最高のジャズクラブ「So Blue」に10代のうちに出演すること。だが……。 ジャズの演奏シーンをアニメで表現するというのは、とても難しいことなのだろう。だが、本作はそこをみごとな映像表現、実写映画ではできないアニメならではの演出で乗り越えてみせる。クライマックスの演奏シーンは、迫力たっぷりで、これ…