東郷町春木白土の山神神社から県道36号線を西へ5分程移動すると、そこはもう名古屋市緑区に入ります。神の倉交差点を右折、次の交差点を右折すれば今回の目的地「徳一稲荷」到着です。 上は昭和43年頃の地図とほぼ同時期の航空写真。赤枠が「徳一稲荷」で右のマーカーが山神神社になります。鎮座地の神(かん)の倉の「神」とは、近隣の緑区熊の前に鎮座する熊野神社(左のマーカー)の所在する山を「神ノ倉」と称したことに由来するらしい。地図を見る限り、この頃でも周囲の山と谷筋に田畑が広がる一帯で民家の少ないのが分かります。これ以降、更に山は消え、急速にベッドタウンに変貌する事になります。徳一稲荷の創建は比較的新しく、…