主語を大きくしない、というのは、平穏に生きるための基本動作の一つだと思います。 主語を大きくする、とはつまり、極めて個人的・限定的な事象を、「男は…」とか「女は…」とか「日本人は…」とか「若者は…」とか「老人は…」といった大雑把なかたまりにして一般化して語る行為のこと。 発信者の論旨や主張が誇張され伝わりやすくなる一方で、対立や分断、差別、偏見を招く危険があります。 「大きな主語」の筆頭格といえば、悪名高き「みんな」でしょう。 「みんなが言ってる」「みんなが持ってる」… 同調圧力を補強する、実存なき「みんな」。どこにいるのですか、「みんな」。いたら姿を現してみてちょ。 「みんな」なんて、世界中…