ここまで、蝦夷討伐を行なう朝廷軍と馬神信仰の関係について考察してきました。 kumashine369.hatenablog.com 大陸から渡来してきた騎馬民族である「吉弥侯部(きみこべ)氏」は、自分たちの神である「馬神」を進軍と一緒に東北各地へ祀っていきました。 その馬神を祀った最初の場所が、福島県相馬郡新地町の 「子眉嶺(こびみね)神社」です。 せっかく子眉嶺神社について考察しているので、今回改めて神社に参拝しに行きました。 こちらの拝殿は平成11年に改築されたものだそうです。 馬頭観世音様もいらっしゃいました。 ご祭神は「豊受比賣之命」です。別名「豊受大神」で、五穀豊穣の神様であり月の神…