*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.50 目次・科学は機械ではない身体を機械とみなす・科学が事のはじめに立てつづけに為すふたつの不適切な作業・ひとつ目の作業、「絵の存在否定」・「絵の存在否定」はすべてを心のなかの像に変える・心の外に実在するものはすべて、見ることも、聞くことも、嗅ぐことも、味わうことも一切叶わない「のっぽらぼう」・補足で音について「絵の存在否定」をしてみる ◆科学は機械ではない身体を機械とみなす 前回、身体がほんとうは機械ではないという極々当たり前のことを確認しましたよね。ここからは、機械ではないその身体を、なぜ医学が機械と見なすのか、確認していきます。 ----…