出来ごころ(活弁入り) 坂本武 Amazon リメイク*1をみて15年位ぶりに再見。だけこういう筋だったかと思い続け。 まず最初浪曲の舞台。浪曲は行ったことないけれど父の晩年古典芸能のお供するようになってからクラシック邦画を観てるとほんと当たり前に出てくる古典芸能場面にえらくひきつけられる。 「お半長右衛門」のことを何度も口にして若い女の子に好意を持つ自分を励まそうとしている主人公喜八が微笑ましいし、リメイク版では「競馬新聞しか読んだことがない」と子どもの同級生に侮られるような喜八の素養としての「お半」、「母の曲」のお上品な保護者会で好きな映画だかなんだかで股旅物を挙げて軽蔑される可哀想な母と…