前回のつづきの笠置峠(かさぎとうげ)古墳、いよいよ墳頂へ。 大きな竪穴式石槨を保護する施設。 ガラス越しに内部を。 覆い屋を反対側から。 埋葬施設の解説がありました 笠置峠(かさぎとうげ)古墳埋葬施設後円部墳頂には、木の棺を置き、その周りを石で囲った埋葬施設(竪穴式石槨)がつくられていました。この石槨は、周辺で採れるチャート系の塊石(石のかたまり)を積んで作られています。これは古い時期の古墳に見られる特徴です。石槨の規模は、長さ4.6m、幅は東が0.9m、西が0.7mで、被葬者は東に頭を向けていたと考えられます。埋葬後に行われたマツリ石槨からは土器、食べ物をかたどったと思われる土製品、農具や工…