「ゆるむしの森」は、関東平野の水田地帯にある休耕田に自然発生した森林緑地です。ハンノキ、アキニレ、エノキ、ブナ科樹木、ヤナギ類、メダケなどが生える林とイネ科植物を中心とする草地が形成されています。緑地形成は発展途上の段階にあり、植生の大きな変遷とともに、生息する昆虫の量的・質的分布の変化が見られます。私たちは、この緑地を生物多様性の復元のモデルの場として捉え、チョウ類を中心とする生態調査を行なっています。 ゆるむしの森のチョウ - ゆるむしの森プロジェクト