今日はゾッとした。子供のころ友人に「○○ 篤」君がいた。 あつし という項目を見て、驚いた。 篤志家になるのかなとか、良い意味しかないと思っていた。 しばらくして、重篤などの語を知り、おや?と思った。 事情や背景は分からないし、良い意味で名づけられているのだろうと思う。 しかし、なかなかすさまじい悪い意味が解説してある。 あつし「篤」 病が進んで衰弱の甚だしいことをいう。「あつしる」(下二段)はその動詞形。「しる」は「痴る」かという。「あつゆ」「あつかふ」と同源の語である。 中略 毒がその本字である。 もちろん 角川の新字源では 「篤」「あつし」 ①馬の歩みがおそい。②あつい ア 手厚い、人情…