2日の日経平均株価は朝高後に値を消して、3万1759円(前週末比97円安)と3続落して安値で引けました。 米国でつなぎ予算が成立して政府機関の一部閉鎖がひとまず回避され、時間外取引で米株価指数先物が上昇。取引開始前に発表された9月調査日銀短観で大企業・製造業の業況判断指数が予想以上に改善したことも支援となり、前場の早い段階で上げ幅は一時540円を超えました。後場では、先物主導で下げに転じる展開となりました。米長期金利の先高観を懸念する向きもありましたが、米政府機関の閉鎖回避を織り込んで、その後に軟化したことで地合いの弱さに警戒感が強くなっています。 明日の東京株式市場は、不安定な相場付きが予想…