【タイ】首都バンコクと東部の工業地帯をつなぐ、タイ経済の動脈と評されるバーンナー・トラート通りで5月17日夕方から夜半にかけて、数十キロ・数時間に及ぶ渋滞が発生した。同日1日中降り続いた雨で道路が冠水したことが理由。 降雨で冠水した道路が、東部一帯からバンコクに戻る帰宅ラッシュをさらに悪化させた。バンコク近郊サムット・プラーカーン県バーンプリー郡内のバーンナー・トラート通り19キロ地点を中心に、数十キロに及んだ。同地域は、東部に工場を構える日系企業のバンコク事務所が多く存在する。 タイの複数メディアの報道によると、水に浸かって故障する車が続出。路線バスの乗客は諦めて降車して冠水した道路を自分で…