マカマカ翻訳出版 破棄。 2011年3月11日。 私は、横須賀の自宅2階で仕事をしていた。 みつ子はいつものように、ソファの上のオレンジの特大クッションで寝ていた。 みつ子は、推定17歳になっていた。 あの日。 これまでに経験したことない地震、長時間揺れ続けていたことで恐怖が増幅した。 3月8日はお嬢DONの命日だったので、キャビネットの上の写真の近くに花を飾っていた。 大きなガラスの花瓶に色とりどりの花。お嬢DONは豪華な花がよく似合うから。 いきなり突き上げるようなドン!っという衝撃とともに部屋がものすごい音を出して揺れた。 私は、クッションの上で寝ているみつ子のそばに駆け寄り、しっかりと…