Fortranで3次元の線形補完ルーチンを書く機会があったのでメモ。1次元のケースから確認し、2次元、3次元に拡張する流れで進める。 1次元の線形補間 1次元グリッド上で値がそれぞれ定義されているとする. ここでは, との間にあるにおける値を求めてみる. まず距離として以下の量を定義する. がとを結んだ直線上に位置しているので, はとの距離に逆比例する重み付き平均で求められる. 式で書けば となる. このイメージを持ったまま多次元に拡張すると分かりやすい. 線形補間のイメージ図 2次元の線形補間 2次元に拡張した場合を考える. まずx軸方向で1次元線形補間を行い(図中の灰色点), 次にy軸方向…