よくもこんなことがやれるものだ! 書泉グランデに出店されている「革マル派」(kk書房)の刊行物の中に『どこへゆく世界よ!』がある(サブタイトルは「ソ連滅亡以降の思想状況」)。発行年は二〇〇三年(当時の出版元は「あかね図書販売」)、著者は「酒田誠一」。ここまではどうということはない。刊行時から既に二〇余年を経たものであるし、そうそう売れるものでもなかろうというだけのことである。 ところが、である。問題はこの本にまかれた特大の帯(ないし袴)である。それにはなんと「スターリニストの末裔 プーチンの世紀の蛮行 ロシアのウクライナ軍事侵略 この危機をいかに捉え 何をなすべきか」と大書きされているではない…