脊椎動物の内耳にある炭酸カルシウムの結晶からなる組織。平衡感覚と聴覚に関与する。 魚のものは有名で、尾頭付きの魚を食べたときなどに比較的簡単に観察することができる。種類によって大きさが異なっており、イシモチをはじめとするニベ科の魚のものは大きい。耳石には成長によって年輪や日輪がきざまれることから、年齢査定に利用される。また、ストロンチウム・カルシウム比が海水と淡水との間の移動によって変化することから、回遊履歴を推定するのに利用される。
宮城県産のメイタガレイ、580円を買いました。 カエルっぽい目。 お刺身にしました。文句なく美味しいです。 お店の人に「お刺身を取った後は揚げるといいよ」とアドバイスされました。 骨とヒレ、そして皮も、塩をして、2、3時間干してから、素揚げにしました。 骨とヒレはもちろんポリポリで美味しいけれど、皮がスナック菓子みたいでとっても美味しかったです。 このメイタガレイの耳石です。
島根県産のイサキ、498円を買いました。 大きな口です。 ムニエルにしました。皮をパリッと焼きたかったんですけど、フライパンに載せたとたんに背骨部分が盛り上がってきて、くるっと丸まってしまいました。平らにしようとフライ返しで押さえつけたんですけど、イサキの皮は強くて弾力があるので何ともなりませんでした。次回からは背骨から半分に切り分けて焼こうと思いました。反省。 手前右の黄色い卵も破裂してぐしゅぐしゅに。でも、美味しかったです。 トマトソースともよく合いました。 このイサキの耳石です。イサキの耳石は3種とも大きくて採取しやすいです。
三重県産のアカハタ、498円を買いました。 細い歯がチクチク生えてます。 お刺身にしました。体は赤いけど、身は真っ白です。 硬めで、あっさりめの味で、あとから旨味がやって来ます。 皮を茹でてみました。クルクルっと丸まって可愛いです。ポン酢と七味をかけて。 耳石を取った後の頭とカマ、卵を煮付けました。コラーゲン豊富な感じで美味しかったです。 このアカハタの耳石です。骨が固い魚の耳石を取るのは難しい。今回も1つ割れてしまいました。余分なテンションをかけずに頭蓋骨を割る方法を考えなくては・・。
和歌山県産のタカノハダイ、598円を買いました。 とっても個性的な顔です。 お刺身にしました。包丁がぬめぬめになるほど脂がのっていました。 磯臭い個体があると評判?のタカノハダイ。ワサビ醬油とともに辛子酢味噌も用意しました。しかし、食べてみたところ磯臭さはなく、脂が乗り過ぎているのでワサビ醬油の方が合うと思いました。 わさび醬油以上によく合うと思ったのはセビチェ。レモン汁と塩をまぶして、みじん切りの玉ねぎ、トマト、パクチーを和えました。 この脂乗りは塩焼きも美味しいかもと思って、カマを焼きました。思った通り美味しかったです。ちょこっとしかなかったのが残念。 このタカノハダイの耳石です。
鹿児島県肝付町から送られてきたロコフィッシュ、5種目、最後の魚はオオモンハタです。 地味な水玉模様です。 お刺身でいただきました。弾力があって、旨味と甘味があって美味しかったです。 焼いたものも味わいたかったので、小さいけど、カマを塩焼きにしてみました。 しっかりした食べ応えで、焼いても美味しい魚だと思いました。 このオオモンハタの耳石です。頭蓋骨を割る時に扁平石が1つ割れてしまい、星状石も採取できなかったのが無念です。
鹿児島県肝付町から送られてきたロコフィッシュ、4種目の魚はツムブリです。 秋が旬の魚で、季節外れに獲れた小さな子です。 お勧めの煮つけにしました。さっぱりしていて美味しかったです。 このツムブリの耳石です。
鹿児島県肝付町から送られてきたロコフィッシュ、3種目の魚はハガツオです。 先月も小さいのが入っていたのですが、今月のは大きいです。 お刺身がたっぷり食べられました。 先月は小さな個体だったために上手く耳石が取れませんでしたが、今回は完璧ではないにしろ3種類採取できました。やったーー!
鹿児島県肝付町から送られてきたロコフィッシュ、2種目の魚はシロアナゴ。 今回は黒と白のアナゴが入っていました。 クロアナゴが筋肉質で男性的なのに対して、シロアナゴは華奢で女性的な感じがします。 まん丸黒目が大きいです。 クロアナゴと同様、蒲焼きにしました。 クロアナゴに比べて身が薄くて、しなやかな感じでした。 クロアナゴとシロアナゴの骨は一晩干してから素揚げにしました。 ポリポリ、スナック感覚で食べられて美味しかったです。 シロアナゴとクロアナゴ、同じアナゴなのに耳石の大きさが全然違いました。 シロアナゴはとっても大きいです。頭蓋骨は大きな耳石が透けていて、まるでトンボの顔みたいでした。
今月も鹿児島県肝付町にふるさと納税してロコフィッシュを送っていただきました。 今回はぎょぎょっと思うような魚が入っていなくて、ホッとしたような、ちょっと拍子抜けしたような気持ちになりました。 とはいえ、今回も捌き方が分からない魚が入っていました。クロアナゴです。 ほっぺに膨らみがあります。 「塩でもんでぬめりを落とし、お腹から開いてて身に軽く包丁を刻むと小骨が気にならなくなる」と書かれていました。 内臓を取り除いて下処理されているので、包丁の背で表面をこそげただけでぬめりは取れたので、なんとか開くことができました。 そして、お勧めされた蒲焼にしました。 弾力があって、食べ応えがありました。 こ…
大阪府産のアカシタビラメ、2尾で380円を買いました。 口の形がオウムっぽいです。 ムニエルにしました。 このアカシタビラメの耳石です。