昨日の放課後は忙しかったです。 校長先生は出張で不在、事務職員さんは休み、先生たちは運動会準備で全員が運動場に出ていて、職員室には教頭先生と私の2人だけでした。そして、その教頭先生は何やらひっきりなしに電話を掛けたりメールを送ったりしていたので、職員室に掛かってきた電話は全て私が取っていました。 昨日は偶然、電話の件数がいつもより多く、さらに、急ぎの印刷業務も頼まれていました。電話と印刷の合間に、職員室に訪れる児童の対応をしたり、時には運動場に先生を呼びに行ったりと、慌ただしく時間が過ぎました。それは、希望してこの仕事に就いている私にとっては、とても充実していて、やりがいを感じる時間でもありま…
教員の多忙さや学校文化の理不尽さが指摘されることが多くなり、教員養成学部の学生にとっては教員という仕事についての不安が広がっています。特に不安が強いのが、保護者との対応と職員室での人間関係のようです。 たしかにこれらは大変ではありますが、民間企業等でも同様の問題はありそうですし、恐れているばかりではまずいだろうと考えます。今年度、教育学部4年生の必修授業「教職実践演習」の教育学選修のクラスで保護者対応・職員室の人間関係の部分を担当することとなったので、私なりのやり方で演習授業をやってみました。 以下に資料を掲載します。保護者対応についてのロールプレイングでけっこう時間を使い、他の部分はほぼ資料…
「私ね、人生をちょっとゆったりと長めに考えるようになったの。ここで一区切りして、ドロドロした広島の政界とも、距離を置きたいなって。ホントは私、(昨年春に)県議を辞めて、ミラノにファッションの勉強に行こうと思ってたんです。でも参院選に出ることになっちゃったんだよね。だから私、自分が消費されているなって感覚があったんです。要は、岸田(文雄)さんと管(義偉)さんの覇権争いがあって、岸田派と二階派の争いがあって、検察と官邸の対立もあって、私はその中で『消費される対象』として擦り減っちゃった。だから、これから自分を取り戻したいっていう気持ちがある。私、今までは、世の中のためになるかどうかという尺度だけで…
金融資産の話ではないです(それはそれで話せることはあるけど)。 単純に仕事の割り振りをどう考えるかという話である。 本日、朝から読んでいたのはこの本。 教師が学びあう学校づくり―「若手教師の育て方」実践事例集― 作者:脇本 健弘,町支 大祐 第一法規 Amazon この本を読んでいて、仕事のバランスについて色々と考えることに。 あえてアセットアロケーションという言い方をするのは、どのような振る舞いをするかが長期的な自分の中の経験の蓄積という資産になるという気がするからである。
教員の働き方改革の中にひっそりと忍ばせた中間管理職支援。 必要なことだが今、言い出すべきことなのか――。 まだ端緒にさえついていない感のある部活の地域移行は、 熱意ある教師を愚か者にするところまでは進んだ。 という話。(写真:フォトAC) 中教審の分科会が、教員の働き方改革に関して具体的な方針を提出し、間もなく現場に下ろされてきます。しかし委員に現職教員や教育の専門家がほとんどおらず、調査も丁寧に行った様子のまったくない改革は危うく、「教育改革による教員の負担増」という、これまで繰り返された過ちがまた始まりそうな気がしています。 【この時期に管理職の支援を打ち出していいのか?】 昨日は小学校高…
今回の記事は、これから小学校の教師になる大学生や 教師一年目の人に向けて書いています。 教師は、就活で不人気だ。 昔は10倍以上あった採用試験の倍率も 東京都は今年は2.7倍だ。 (特に小学校全科と特別支援が人気がなく、 小学校全科が1.8倍、 特別支援が1.6倍だ。) 東京都の教員採用試験、応募倍率2.7倍 3年連続低下 - 日本経済新聞 残業代がでないことや 新人教育が上手くいっていないこと、 パワハラやモンスターペアレントなど、 理由は様々だと思う。 最近、教育実習生が自分のクラスにきた。 自分は教員経験約10数年目の小学校の教師だ。 (民間で社会人を約10年経験してから、小学校の教師に…