チャッピー小林(小林聡美)よ!このライヴの世界線はどこだ!世界が見えねー。 逆光をあびてしずしずと歩を運んできた一人の女(チャッピー小林)は、もちろん自分の立ち位置をラクダのタイムマシンに乗ってきた女と説明はするけど、なんかまあ、説得されない。ライヴに登場する曲が、どれもこれも、ほとんど全然知らない曲だということも、影響しているかもしれない。昭和世代の私だっても、「ヘドバとダビデ」をかろうじて覚えているくらいだ。よくいうと、どれもこれも新鮮に、「知らない」。そしてどの曲も考えて選ばれていて、いい歌ばかりだ。チャッピー小林は堂々としてる。落ち着いてる。でも、「たのしんでください」を「おたのしんで…