胸オペ

ISKを利用した感想。 私は、去年の9月頃から胸オペを日本でしたいと思い、SNSなどで有名なアテンド会社に相談をしていしました。相談していたら、タイで行えば、子宮卵巣摘出も同時で行っても日本でやるより、技術も金額も良いという事が分かりました。でもそこで色々なアテンド会社がある事も知り、同じ手術なのに金額の幅がかなりある事に違和感も感じて、最初に連絡してた有名なアテンド会社の金額に納得が出来ないのと同時に、信頼すらも無くなっていました。 そのあと個人で行く方法もあると考えて、ネットで色々調べていたら、たまたまISKのページを見つけました。最初はアテンド会社とは思わず、相談のメッセージを送りました…

オペの経過も問題なく、快適に過ごしてます🙆‍♂️仕事上の関係で名前ニックネームなしでお願いしたいです🙇🏽‍♂️（感想）今回、コロナ禍での渡航だったので無事に行けるか不安でしたが、事前準備や連絡のやり取りを小まめに取ってもらえたので安心して任せられました。隔離期間中の滞在ホテルもとても綺麗で、不自由なくオペ日を迎えることができました！オペ後は、術後の経過と情勢次第でタイの観光も考えて頂き、思い出に残る貴重な時間を過ごすことができ、とても満足しています。今回、ISKにお願いして本当に良かったです！ありがとうございました。 ※ 上記は実際に弊社をご利用頂き、手術を受けられたお客様からのご感想と写真を…

この度は、コロナ禍で次々と規制や必要書類が変わる中、手続きやご対応をしてくださったISKの関係者様、本当にありがとうございました。今回、無料の個人手配サポートで対応していただいたのですが、何から何まで対応してくださって逆に、何を自分で手配するんですか？という感じで少しテンパっている自分がいました。笑O字型切開＋腹腔鏡の上下同時オペをし、帰国日の前日に乳頭縮小手術も受けました。ドレーンは帰国日まで抜けず、乳輪の抜糸も出来ず、日本の病院で抜糸してもらうことになりましたが、自分がやりたかった乳頭縮小手術まででき、無事に日本に帰国するこができました！手術当日には、お忙しい中、矢野さんとケットさんが病院…

僕は30歳のFTMで、今回は乳腺摘出・子宮卵巣摘出をガモン病院で施術して頂きました。 結論から言うと、僕の人生を変えるサポートをしてくれたのが矢野さんとケットで本当に良かったということです。 海外で手術する事を他人事だと感じていましたが、タイの入国緩和情報が出始めた頃から不意に調べるようになりました。 最初に問い合わせたアテンド会社はレスポンスが遅く、その間にリサーチし直して見つけたのがISKでした。シンプルなHPのデザインや矢野さんの写真が小さくて少し不安でしたが(笑)、代表挨拶の文章とFTMのこの先の手術という箇所に概算料金はあえて載せずに「一緒に考えていきましょう」と書いてあるのを見て、…

アテンド会社に迷っていた僕がISKに決めた理由は、ダサいHPにしっかりと載っていたアテンド料が分かりやすかったからです。そのギャップにハマりました。いっくんと連絡を始めてからレスポンスの速さに驚きました。質問をしてもすぐに分かりやすい回答をくれるので、僕は渡航する不安が無かったです。タイに到着後、空港で初めていっくんと対面しましたが、親しみやすさ120%で緊張はゼロでした。僕が渡航した時期は病院に着いて即隔離され、病院関係者以外とは会えないタイミングでした。そんな中、初日に発熱＋嘔吐で最悪な状況かもしれないといっくんをソワソワさせた事でしょう！！体調不良により手術日を1日遅らせるなどISKは病…

前の記事でも触れていますが、自分は28歳の今になるまで家族の誰にもカミングアウトをせずにいました。しかし、ホルモン注射を始めることを決意したのをキッカケにバレて問い詰められるくらいだったら先手を打とうと思いカミングアウトすることにしました。 今回はその時のことを書きます。 目次 悩んでいた理由 キッカケ カミングアウト 親からの返事 その後 悩んでいた理由 カミングアウトをするかしないか悩んでいた、というよりはそもそもするつもりがなかったというのが正しいかもしれません。 逆にするつもりがなさすぎて、ホルモン注射や胸オペをせずに生きていこうとしていていました。 ただ、何年かの社会人生活を経て、女…

2回目のホルモン注射を打ってきたので、自分としても忘れないように今回も記録していきます。 目次 クリニック 所要時間 料金 身体の変化、症状 クリニック 今回もあべメンタルクリニックにて。 第一希望の自由が丘MCクリニックの初診の予約は5月の連休明けに取れたのでそれまではちょっと遠いけどあべメンタルクリニックにお世話になります。 今日は前回の予告通り、予約なしで診療時間内に行き、受付で 「注射お願いします」 と一言伝えて待たされることなくすぐに看護師さんに注射を打ってもらいました。 先生とのお話はありませんでした。 所要時間 待ち時間込みで10分くらい。 注射だけなら2分くらい。 注射だけなら…

泣いてる理由は。もし、お金があったら、性転換してもいいかな？胸オペぐらいは、許してあげたらどうかな？あの時、乳房も、乳癌も愛しくなるから、絶対に取ってはいけないと、助言された。けど、ちんちん無しに産まれた事について、私は、生きてく理由も、産まれた理由も、自分の性別を思うたび辛い人生になるって、決まっていたようなものだ。男性として、最高な人生になると、必要最低限にも満たしてない、両親は私に十分に用意をして、行ってらっしゃい、これからの、人生。と、まだスタート地点にも居ない私。今の人生で役目を果たした時に、転生輪廻を通して、再生された私は、果たして本当に男性なのか。ぷつりと、今、私の命が燃え尽きた…

どうも、マーガレット・デランドです✨ いつもの辻堂で買い物もしちゃう 8月後半になったので、主治医の元に定期検診に行ってまいりました。 私の場合は、半年毎に主治医のクリニックでホルモン値や腎肝、凝固等を中心に血液検査しています。それにプラスして、職場でも夜勤がある関係上、半年毎に健康診断があるので、何もしなくても年4回は採血検査されている感じ😅 まぁどちらも必要な検査ですし、自分が採血されるよりは人の採血をする回数の方がよっぽど多いので、文句は言えませんね笑 びっくり仰天の私 今回の受診は、オペの予約が取れたことを、麗しの主治医の先生に直接お伝えすることも目的の一つでした。 いつもの受診は、診…

今回私は胸オペと子宮卵巣の摘出手術をしました。 手術3か月前の11月ホームページを介し矢野さんと初めてコンタクトを取りました。病院や航空券はすべて矢野さんがLINEでのやり取りをもとに手配してくれて必要な書類や流れ、費用などを何度も説明してくれました。1人で海外に行ったことのない私でも書類等を集めて手術を終えることができました。出国前に大変なのは確実に我々ではなく矢野さんです(笑)とりわけ私は返信が遅かったので苦労を掛けたと思いますが辛抱強く待ってくれて毎度的確な返答をしてくれました。 出国当日 無事に行けるかとても不安でしたが矢野さんに言われた書類をもって流れに沿えば渡航はそれほど難しくなか…

https://www.pinkmantaray.com/he-she-they とてもいい本でした。 著者のバイラーさんは大学に入ってから性別移行をした男性。高校時代は女子水泳部で活躍し、ハーバードに水泳の特待生として入学し、性別移行後は男子水泳で泳いでいたというひと。韓国系移民3世でもあり、父親が白人のミックスレイスでもあります。本書はそんな著者の視点から、トランスジェンダーであるということについて、性別移行について、インターセクショナリティについて、トランスジェンダーとスポーツについて（激しい攻撃にさらされているリア・トマスさんと友達らしい）、著者の目から見た男性性について、内面化したト…

全てを投げ出してしまいそうな気分なので、とりあえず実現可能なレベルのものを片っ端から書き出してみた。 ・胸オペをする・↑終わったらオーダースーツ作る ・今目指している資格をきっちり取る・↑で独立開業して今の仕事と両立する ・短歌を詠み続ける、もっと数詠む・↑賞とかに出せるレベルになる ・自転車乗れるようになる・↑その後バイクの免許取る・↑ホンダのカッコイイバイク買う ・ひるまのいまを長く続ける・ほとぼりが冷めた頃に神奈川に帰る・釣りの趣味を再開する・キッチンの広い家に住む・日本の都道府県全部泊まる・ひとりで飛行機に乗ってみる(高所恐怖症) ・行きつけのバーを見つける・スポーツの趣味を始める(候…

出生時に割り当てられた女性としての人生から出て男性としての人生を目指すことにしようと決めてから10ヶ月が経った。いわゆる「正規ルート」ではない病院に駆け込んでホルモン治療を始めるとともに、社会的移行も開始した。色々なことがあった。職場も変わったし病院も変わったし、とても全部は書けないぐらい色々なことが変わった。そのほんの一部分を、とりとめなく、ぽつぽつと記録していく。 ・身体 注射開始からほどなくして声の低音化が始まった。最初は「声変わり中の男子中学生みたいな声になってるね」「今日ちょっと声低いのって風邪引いてるのかなと思った」などと言われるぐらいの微細な変化だったが、嬉しくてたくさん声を録音…

久しぶりに、トランスジェンダーふたりの雑談です。 A：五月あかり（出生時に男性を割り当てられたが、現在は女性に埋もれて生きている。トランスジェンダー） B：周司あきら（出生時に女性を割り当てられたが、現在は男性をやっている。トランス男性） 【犬の性別まで気にされる日々】 B：最近どう？あかりさんには去年（2023年）『エトセトラ』の男性学特集に寄稿してもらったけど、それ以来音沙汰ないから。A：そっか。あれ１年前くらいだよね、書いたの。B：そんなに経つか。11月発売で、書いてもらったのはもっと前だもんね。 A：懐かしいわ。最近のわたしは、仕事が忙しい。B：うん、知ってる。仕事が忙しいときって性別…

2023年7月12日、ryuchellさんの訃報が流れてきた。 その２日後、集英社新書から私（周司あきら）と高井ゆと里さんの書いた『トランスジェンダー入門』が発売となった。 ryuchellさんに対する誹謗中傷には、トランスジェンダーの人々が浴びせられてきたのと同種の内容が多く含まれていた。このタイミングで本が売れるのは悔しかった。本などなくても、他者に妨害されず求めている情報が自然と入ってきて（シスジェンダー・異性愛向けの情報と同じように）、すなおに息が吸える世の中であれば、必要ないものだった。私も書きたくなかった。 でも、仕方ないのだろう。第一回の刊行記念イベントでは、作家の李琴峰さんと話…

昨日、居住区の家庭裁判所に行ってきた。 目的はもちろん、戸籍の性別の変更である。悪いことをしたわけではない。 GIDが戸籍の性別を変更するための手順は、ざっくりこんな感じである。 １．GIDの診断 精神科を受診して、他の病気ではなくGIDで性別違和があるのだと診断してもらう。具体的には、通院での面接、心理検査、知能検査などである。よほどヤバい医者でない限り、性別違和が妄想や性的倒錯（異性装で興奮したいだけで自認としてはシスジェンダーである、など）が原因であった場合は、ここで弾かれる。 ついでに、血液検査での遺伝子チェック、婦人科や泌尿器科で生殖器のチェックも受ける。GID（身体は正常に男/女だ…

無事に手術が終わった。今日で術後2日目である。 昨日、一昨日はしんどすぎてブログなんて書く余裕はなかった。今日になって少し元気が出てきたので、振り返りつつ記録していこうと思う。 6/5 手術当日 朝イチで手術と言われていたため、起きてからずっとそわそわし続ける。 9時前にようやく呼ばれ、手術の時間に合わせて病院に来てくれていた彼女に少しだけ挨拶をして、手術室へ。 「眠くなる薬入れますねー」「深呼吸してくださーい」の次の瞬間、「終わりましたよー、わかりますかー？」と言われていた。胸オペと合わせて2回目の経験だが、やっぱり一瞬すぎてバグにおもう。3時間ほど経っていたようだが、自分は瞬きしかした記憶…

今、このブログを病院で書いている。 あれよあれよという間に入院日になってしまった。 もはや何を持って行けばいいかよくわからなくなりながら荷物を詰めたキャリーケースを引っ張り、平日の空いている電車を乗り継いで病院のある隣県まで移動した。緊張しすぎて入院予定時間より一時間早く到着してしまったので近くのファミレスで時間を潰してから手続きに行ったが、それでもまだ早すぎたので院内のカフェテリアでまた時間を潰して、ようやく病室に入れた。 そういえば、小学生の頃から、普段は遅刻ギリギリまで寝ていたくせに、遠足の朝だけはおは○タを6時台からがっつり見れるくらい早い時間に起きていた。今もそれは変わらないらしい。…