「最近、自分史を書こうと思ってね」 あなたの周りに、自分史を作った人、あるいは作ろうと考えている人はいませんか?あなたはその話を聞いて、「だいそれたことを」と感じるかもしれません。 しかし、実は同じような気持ちがあなたの内面に静かに育ちつつあることに気づいていない――そんなことはないでしょうか。実はあるんですよ、本能的なレベルで。 年齢を重ねるにつれ、私たちは人生を振り返り、過去の出来事をどう受け入れ、どう解釈するかを考えるようになります。 自分史は単なる記録ではありません。それは、私たちが過去を「どのように支配するか」を試みる行為です。 良いことも悪いことも、すべてを受け入れた上で、自分の物…