細い月は 夜には ほんのり 蜂蜜色に… まだ 明るい空に 高く浮かんだ月は さえざえと 白く 白く 尊い 真夜中ご飯? 遅くなってしまった… それでも かならず食べる この 一年は かなしみに飲まれて 引きずられてしまうと またたくまに 夜だ… それでも それでも かならず 食べる 明日は ないかもしれないんだよ… シーちゃん 自然 こんなにも うつくしく 日々 うつり 日々 いろ濃く すこやかに 息づいて そこかしこ 五月の 匂いだ あいかわらずの おこもり なにが かなしいか なにが こわいのか わからないまま どきどき はらはら ひとり ひとつ いま できることをする 吐きそうに 胸がわ…