現代の先進国では、食は文化的な活動の一部と言えます。テレビでは、グルメ番組が頻繁に放送されますし、SNSではきれいに盛られた料理の写真を見ない日はありません。一方で、食は、人間が生きていくために欠かせない活動です。そして、人間が生きていくためには、他の生物の生命を奪わなければなりません。食とは、本来残忍な行為であり、文化的な活動とは程遠いものでした。しかし、食を残忍な行為と考える現代人は多くありません。
仕事終わりや休憩時間の1杯のコーヒー。なんとも美味しいじゃないですか。香りをかげば気持ちもリフレッシュし、事務作業などで頭や目を使った後は不思議と疲れが消えていくように感じます。最近では、安価にいただけるようになったので、毎日の生活の中で誰もがちょっとした楽しみとしてコーヒーを嗜むことができます。日々の幸せとは、このようなちょっとした幸福感の積み重ねで成り立っているのでしょうね。それにしても、あんな真っ黒な物をいったい誰が飲み始めたのでしょうか。