満面の春がこぼれました。 船田玉樹の「花の夕」に会ってきました。 hapo-mina.hatenablog.com 12年ぶりの再会は、初恋の人に会ったようにドキドキしました。 展覧会のフライヤーにも使われているので多くの人が立ち止まり鑑賞しています。 私はその前にあるスツールに座ってしばし眺めて、屏風の左右から眺めて、距離を置いたり、近寄ったり、ずいぶんと怪しい人になりながら観ていました。 緋色の鮮やかさ、ダイナミックさからか「ライブペインティングみたいに絵の具をバッーと塗りつけたのかしら?」という声が聞こえてきます。 それぐらいの大胆さがありますが、違うんですよ。ひとつひとつの花にちゃんと…