ワタクシの愛読書の一つである花鏡の一節にこのような記載がある。 離見の見にて見る所は、すなはち見所同心の見なり 離見の見というのは、イメージ的には幽体離脱して自分を見つめるような感じ。 ザ・たっちのネタじゃないぞ。(そういえば、ザ・たっちはどこ行った??) 観客からどう見えているかを意識せよということ。特に後ろ姿は自分では分からんので、ことのほか気を遣えと。 つまり、自分の見えている範囲で判断するのではなく、観客からどう見えているかを意識すべきという教え。役者魂やね。 昨日の娘の新発見を聞いて思った次第。 かみさんが歌声も自分が思っているのとは違うよ、と説明しているのを聞いて、勝手に陶酔して謡…