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花鏡

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うらうら/うららかを用いた短歌  うらうらに照れる春日にひばりあがり心悲しもひとりし思へば 大伴家持(前半は,情景ですよね.後半で自分の気持ちが詠われるんですけど,その,コントラストが現代の感覚に通じるような気がしますね) 麗らかや此方(こなた)へ此方へかがやき来る沖のさざなみかぎり知られず 北原白秋  うらうらと照れる光にけぶりあひて咲きしづもれる山ざくら花 若山牧水  うららかに一天晴れて吹く風のとよみの音も耳にのどけし 尾山篤二郎

久しぶりによく晴れ,うららかな春の日を満喫できる一日. 青空の下,江ノ島付近の波は穏やか.弁天橋から見た富士は,春の富士.遠く霞んだ姿を見せていました. 晴れた日に,かえって物憂くなることもあるかとは思いますが---今日は,澄んだ青空を見ただけで心躍り,ウキウキした気分で片瀬東浜から,境川の川辺を歩いて江ノ電鵠沼駅あたりまで歩いてきました. 境川河口の桟橋につながれた舟には,休息の時を過ごす海鵜が二羽. 道路沿いのお宅や,公園,教会の花たち. 柿の木,早咲き桜,梅,カナメモチの新芽からは,元気をもらえます. 松の雌花.この写真では雄花は見えませんね. 片瀬教会の前を通る道の境川側の土手の桜.見…

寒桜を詠んだ短歌  晴れた空に誘われ大船フラワーセンターへ.染井吉野はまだ開花しませんが,早咲きのさくらに会うことができました.大寒桜,玉縄桜,寒緋桜.玉縄桜にはメジロ・ヒヨドリが集まっていました. 寒ざくら表面(うわべ)の恋と人も云え佯(いつは)りて散るものならなくに 与謝野晶子  緋寒桜めざむるばかり散り敷きてなおし咲きをり花のくれなゐ 宮崎智恵  寒ざくら空の光をあつめたる水の反射の奥にひそけき  土屋克夫  寒桜ひらきてさむき空の下我を呼ぶ声の谺きえずも 石川不二子

今日は,カーテンを購入するために,大船ニトリへ.かなりの大型店舗で,品揃えも豊富. カーナビ任せにしたところ,JR大船駅前を通るルートがしめされて---パーキングには入れず(右折できない)--- 次回からは,必ず県道21号経由で行くことにします. 気持ちのよい青空に誘われ,帰り道,大船フラワーセンターへ寄り道. 花壇は,ビオラをまとめ役にして,早春の花々が咲き誇っていました. 菜の花は,今が満開. 大船フラワーセンターには沢山の梅の品種が揃えられていますが,花を最後までつけていたのは,「武蔵野」という豊後系園芸品種. 染井吉野のつぼみはまだまだ固いものでしたが--- 桜には早咲きの品種があり,…

春雨・春の雨を詠んだ短歌2  雨は午前中に上がりましたが,曇り空が続いた1日.雨あがりの砂浜にセキレイ,川にはサギ.海には江ノ島をバックにサーファーが.佐保姫のたつや霞のうすごろもしくしくぬらす春雨ぞふる 藤原為家  くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る 正岡子規  よべ一夜天つ春雨ゆたかに降り今朝ふかく濡れし土のいろかも 木下利玄  忍びやかにけもののよぎる束の間の移り気よ春の雨温かくふる 中城ふみ子

昨日はほぼ一日中降っていた春の雨, 今日昼前には上がりましたが,どんよりとした曇り空が続いた1日でした.夕刻,昨日同様,片瀬東浜へ. 腰越漁港近くから,江ノ島大橋まで歩いてみました. 腰越寄りからみた江ノ島. 腰越漁港 雨あがりの砂浜をセキレイ(セグロセキレイ?)が,足早に歩いていました.時々止まるのは餌のため? 腰越漁港脇を流れる神戸川(ごうとがわ)には,サギ(コサギ?)が.こちらも餌を求めているのでしょうか? そして,砂浜に横たわっていたのはウミウの死がい.何が原因で死に至ったのでしょうか? 昨日は,雨と,そして時間も遅かったため,人一人みえなかった東浜海岸でしたが,今日はサーフィンに興じ…