★★★☆☆ あらすじ 不倫相手と瀬戸内の町で密会する計画を立てた女。タイトルの読みは「ないかいのわ」。103分。 感想 崖下に転落した女性の死体が発見されるシーンから映画はスタートする。そして時間を遡り、そこに至るまでに何があったのか、その過程が描かれていく。主演の岩下志麻は登場からじっとりとした演技。夫を演じる三國連太郎との絡みはねっとりとし過ぎていて、ちょっと笑ってしまうほどだった。ただこれで、この映画の世界観がどんなものなのか、最初にしっかりと伝えることができたといえる。 愛媛の松山に住む主人公と、中尾彬演じる東京の不倫相手が、正月に瀬戸内の町で密会する計画を立てたのがことの始まり。最初…