今週のお題「最近おもしろかった本」 おはようございます。本日の読書レビューは、曽野綾子さんが1974年に発表した『虚構の家』です。50年ほど前の小説ですが、古臭さはなく、違和感なく読める名作です。 昭和40年代の二人の主婦 テーマ 幸せすぎる家庭も問題か? モラハラ家庭の家政婦のような妻 ラストの結末が悲しすぎる さいごに \新刊のご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 昭和40年代の二人の主婦 物語は、2つの家庭の様子が、カットバック(交互)で描かれています。ミステリーではないのですが、日常に潜む、人の心理や行動の怖さが描かれていました。主人公は、二人の主婦。1人は、老舗ホテルの社長夫人。もう…