「街のあかり」アキ・カウリスマキ監督2006年公開 を観た感想を以前書いた。 https://imakokoparadise.blog.jp/archives/23149043.html その後アキ・カウリスマキ監督の作品を何本か観たので、一番始めに観た、そして手持ちの中ではもっとも最近の映画である「街のあかり」をもう一度見ると、どう感じるか気になっていた。 新たな感想 以前気付かなかったことがいくつかあった。 男はボスの女に裏切られたことを明白に意識し、そして悲しんでいる。 一回目では社会の底辺の存在は、主人公の男と屋台の女しか見えなかったが、他にボスの女も、不本意にボスに利用されている底辺…