歩行介助は、介護を受ける高齢者の体の状態に合わせて、適切な方法を選ぶ必要があります。歩行介助は、主に次の6つの種類に分けることができます。 1つ目は、見守り歩行介助です。杖を使わずに自力で歩けるものの、歩行に自信がない高齢者に対して行います。手を添えるなど体を支えずに、安全に歩行できるように見守る介助です。2つ目は、付き添い歩行介助です。見守りでは転倒する危険が高い場合に、お年寄りに寄り添って一緒に歩きます。寄り添っている側の手を腰から腋に回して体を支え、反対側の手で相手の手を軽く握って歩きます。3つ目は、手引き歩行介助です。向かい合って立ち、両手をとって歩きます。介助者は後ろ向きに歩くことに…