《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info 1977年から製造された2000系は、西武初の界磁チョッパ制御車でした。しかし、この2000系をもって抵抗制御車を淘汰することには至らず、それどころか1993年から製造が始められた9000系は101系の廃車発生品を再利用したため、再び抵抗制御に回帰してしまいました。もっとも、9000系は混雑が激しくなる西武線において、従来の3扉車では乗降に時間がかかりダイヤの乱れの原因となっていたため、これを改善するために2000系と同じ4扉車を導入するために製造されたもので、言い換えれば101系の4扉化更新車のようなものでした。と…