2026年6月18日、セイノーホールディングスは、傘下の西濃運輸の会長にAZ-COM丸和ホールディングスの和佐見勝社長を迎えると発表しました。 一見すると、業務提携をさらに強化するための人事に見えるかもしれません。 しかし、このニュースの本質は人事そのものではありません。 日本の物流が「企業同士の競争」から「社会インフラを共同で設計する時代」へ移行し始めたことを示す象徴的な出来事ではないでしょうか。 ■ なぜ「取締役ではない会長」なのでしょうか 今回、最も注目すべき点は、和佐見氏が西濃運輸の会長に就任する一方で、取締役には就任しないという点です。 これは単なる形式ではありません。 競合領域を持…