まず、風さんの上京を認めたご両親に感謝します。 さて、自分らしさを譲れないうちは、たとえ親子であっても、ずっと一緒にいるのはむずかしい。 モノゴコロついた子が一人遊びに熱中するように、年頃になった子が親に秘密を持つように、年老いた親がワガママを言ってるうちは、子も離れる時間がないとやってられない。 見守りはするけれど口も手も出さない。 頼まれたらもちろんできる限りのことはする。 だからこそ、頼みやすい関係を維持するのはとても重要だ。 それは私の使命だと感じている。 私はこの先自分が老いた時、子に限らず誰かに何か頼まざるを得ない時には、素直にお願いできるように、自分のワガママを自覚していたいと思…