中央に雍正帝が位置し、皇后妃嬪達がずらり並ぶ待ち構える中、甄嬛が皇宮へ戻って来た。 甄嬛は紅い敷物の上を歩きながらかつて後宮で過ごした日々を思い出していた。 甄嬛が階段を上り近づいて来る姿を見て思わず涙ぐむ沈眉荘。 雍正帝は跪き「戻りました」と挨拶する甄嬛に手を差し出し立ち上がらせ労いの言葉をかけてやる。 次に皇后から「あなたが戻ると聞きどれほど喜んだことか」と笑顔で声をかけられ感謝を述べる。 果郡王は皆に甄嬛が憙妃に冊封された聖旨を読み上げる。 雍正帝から労をねぎらわれ礼をしないといけない言われた果郡王は珍しい絵を希望し「寂しい夜の友になるかと」と申し添える。 雍正帝は妃嬪たちに 「憙妃は第…