「かつて漢文は、東洋のエスペラントであった。」 加藤徹氏の「漢文の素養 誰が日本文化をつくったのか?」(光文社新書)」は、こんな言葉ではじまる。 books.kobunsha.com この本を知ったのは、「往古の追慕」というサイトだった。 日本の歴史と文学の漢文書籍のテキストを網羅しているサイトの管理人が、浦木裕という方で、プロフィールに参考文献がのせらていたのだが、最初にこの書が掲げられていた。 浦木裕は日本名で、本名は「黄祖虹」という台湾の方である。 この方は、コンピュータ・プログラマーらしいのだが、「久遠の絆」というアニメのファンサイトも運営されているようなのだが、どういうことからこのサ…