【前回までのあらすじ】 36年ぶりに実家の母と暮らすことになった。 久しぶりの実家はゴミ屋敷…母は認知症となっていた。 これまでの親不孝を埋めるつもりで、私は母と同居したが 母の認知症は進むばかりだ。 娘hirokoの『こんなはずじゃなかった介護』の喜怒哀楽を綴ります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 母と同居して2年目、12月生まれの母は無事に82歳を迎えた。 母の姉達は全部90近くまで生きていたから、まだまだ大丈夫だと思う反面、 認知症の進行に、私も母本人も戸惑う日々が続いた。 記憶が薄くなるのは、ずいぶん前からで、 私が仕事でウチを空ける日…