【前回までのあらすじ】 36年ぶりに実家の母と暮らすことになった。 久しぶりの実家はゴミ屋敷…母は認知症となっていた。 これまでの親不孝を埋めるつもりで、私は母と同居したが 母の認知症は進むばかりだ。 娘hirokoの『こんなはずじゃなかった介護』の喜怒哀楽を綴ります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今日、9月7日は父の命日だ。父は69歳で逝き、その時、母は64歳だった。 今の私と数歳しか変わらない時に、母は夫の葬儀を行ったのだ。 2001年9月7日、父の棺を葬儀場に運ぶ車の中で、姉と私は号泣していた。 手術が成功せず眠ったままで父は逝ったから、 何…