869年(貞観11年)7月13日に日本の三陸沖で発生した大地震。貞観三陸地震とも呼ばれている。マグニチュードは8.3〜8.6と推測され、震源域は岩手県沖〜福島県沖、更に茨城県沖の広範囲における連動型超巨大地震の可能性がある。死者約1,000人。
2011年に発生した東北地方太平洋沖地震と、同様の規模の地震であった可能性が指摘されている。
マグニチュード(M)9.0の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)から10年がたつ。今年も「3・11」には、新聞もテレビも「あの巨大地震を忘れてはならない」と特集記事や特番を組む。あの悲劇を思い出したくないと思う人もいるだろうが、やはり、これは続けなければならない。人間は忘れる生き物なのだ。 それは、10年前の地震に匹敵する超巨大地震だったとみられる貞観じょうがん11年(869)5月26日夜に発生した貞観地震の伝承でもうかがい知ることができる。コラム本文では、貞観地震の教訓を歌枕にした和歌に注目し、地震の記憶が人々からいつごろ、どのように消えていったかを紹介した。 読売新聞オンラインのコラム本文…
大事なことや肝心なことは忘れないようにしようと意識するが、意外と簡単に忘れてしまう。 大事なことや肝心ことが、嫌な思い出や苦しい体験とリンクしていたならば、心の平穏を保つためには忘れることが必要な場合もあるだろう。 しかし、結果として忘れていたことで準備不足が起き、適切に対応できなかったために、後悔先に立たずが起きることは少なくない。 車にアクセルとブレーキが両方必要なように、人間にも相反する制御は必要になる。 ポジティブとネガティブ。 楽観と悲観。 活動と睡眠(休息)。 これらを自分の意思でコントロールしてるように感じてるが、自分でコントロールできてるのは一部にしか過ぎない。 おそらく記憶と…
百人一首No.42. 清原元輔(きよはらのもとすけ):契りきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山波越さじとは 約束したなあ。お互いに涙で濡れた袖をしぼっては、末の松山を波が越さないのと同様に、二人の心が変わらないことを。 N君:「末の松山」について調べました。宮城県多賀城市の丘に石碑「末の松山」があり、古来大津波が来てもここを越える可能性はない、といわれているポイントです。「絶対にあり得ない」の意を持つ歌枕で、昔の歌に「君をおきてあだし心をわが持たば 末の松山波も越えなむ」と詠まれています。つまり「末の松山を波が越える」=「あり得ないことが起きる」=「男女の恋の心変わりが起きる」という意味です。…
(2022/3/31) 『日本国民のための 明快 政治学入門』 高橋洋一 あさ出版 2021/7/11 ・一票の力は、単独で微少だが、数が集まれば力になる。 ・「何をするのか」が憲法で定められている仕事は政治家だけであり、後ろ暗いことが行われる余地がないのである。 それなのに、なぜ政治には後ろ暗いイメージが付いて回るのか。 <この国で「一番偉い」のは誰か> ・無論、日本では「民=国民」が一番偉いのである。 立憲制では憲法が絶対だ。日本国憲法の前文にも「主権が国民に存することを宣言」とはっきり書かれている。 ・なぜなら、国会議員は「ルールを決める権限」を国民から付託されているに過ぎないからだ。 …
(2022/3/18) 『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』 前田日明 サイゾー 2021/6/9 <国民に冷たい国> ・答えは簡単で日本に対して憤っていることがあるからだ。日本という国の考え方、やり方に怒りを抑えることができない。例えば、地震対策についてだ、 南海トラフ地震は2000年代の最初の時点で30年の間に70%の確率で起こると言われていた。 しかし、日本政府はいまだにしっかりした対策をとっていない。それどころか、地震対策予算、国土強靭化予算を削ってすらいる。 ・南海トラフでは30メートルを超える津波が2分でやってくるという確度の高い予測がある。50万人から100万人の犠牲者が出る…
自分は地震学会の一番上の頂点?に経つてる!凄い大バカオカルトキチガイ低脳恥脳毛虫イカサマ精神患者王様地震学者の 名古屋大のパシリ3号の福和伸夫だと! 浩毅や成寿や直や英紀や康弘に生意気な生き物分際で言えるよね! 伸夫!!! 菅原道真の時代の南海トラフ地震は夏に発生 夏の地震の怖さは? 福和伸夫名古屋大学減災連携研究センター、教授 2019/8/19(月) 7:00 (写真:アフロ) 冬に多い南海トラフ地震だが、夏にも起きていた 最近の南海トラフ地震は、1854年安政東海地震、南海地震、1944年昭和東南海地震、1946年南海地震と、何れも12月に起きました。1096年永長地震も12月です。17…
今、中公新書の『荘園』を読んでいるところです。同時並行して、『今昔物語』も読んでいて、重なる部分もあったりして、ちょっと気持ちがはやっています。まだほんの始めの方でしかありませんが、面白そうだということが分かりましたので、最後まで読めそうです。 ん?「三世一身法と行基」?? 行基といえば、確か今昔物語の2つ目の話ではなかったか? ”三世一身法は当時の社会に大きなインパクトを与え、各地で郡司、官人、寺院、有力農民らによる開墾が始まった。その具体的な姿を、仏教を民間に布教させたことで有名な僧、行基の活動に見ることができる。”(『荘園』p.12) ”行基は仏教の教えを広めるだけでなく、、、弟子や支持…
前にも書いたが 地球規模で歴史は繰り返す 1100年前「貞観地震」不気味な共通点-大地震・大津波後も続いた天災: J-CAST テレビウォッチ【全文表示】 "貞観地震の前後、日本各地で地震や噴火が頻繁に起きている。" "年表風にまとめてみると―― 863年(6年前) 今の富山県から新潟県にかけ大地震864年(5年前) 富士山、阿蘇山が噴火868年(前年) いまの兵庫県で大地震(M7以上)869年貞観地震871年(2年後) 鳥海山が噴火878年(9年後) 関東地方で大地震887年(18年後) 南海地震(M8.0~8.5)" "さて、これを今と比較するとどうか――。 1995年(16年前)阪神淡路…
福和伸夫 名古屋大学減災連携研究センター、教授 建築耐震工学や地震工学に関する教育・研究の傍ら、地域の防災・減災の実践に携わる。民間建設会社の研究室で10年間勤務した後、名古屋大学に異動し、工学部、先端技術共同研究センター、大学院環境学研究科で教鞭をとり、現在に至る。行政の防災・減災活動に協力しつつ、防災教材の開発や出前講座を行い、災害被害軽減のための国民運動作りに勤しむ。減災を通して克災し地域ルネッサンスにつなげたいとの思いで、減災のためのシンクタンク・減災連携研究センターを設立し、アゴラ・減災館を建設した。著書に、「次の震災について本当のことを話してみよう。」(時事通信社)、「必ずくる震災…
(2022/2/17) 『危うい国、日本』 防備不足の罠 竹田正興 晶文社 2021/4/9 ・日本は日米同盟の下で、工業製品中心の多国間自由貿易による成長発展を図りながらも、強固な良心のリーダーシップをもって、JRや領土、農業主権などを外資から守り抜き、本物、自然、健康の独自固有の農業を大切にして、「農工商両全の国家」を建設し、自立と自衛で日本を発展させていく必要があります。 <偶然に救われた、東日本壊滅> ・中国武漢発の新型コロナウィルス感染症が、2020年初頭から、日本を含むアジア、EU諸国、アメリカ、南米、中東、アフリカと、瞬く間に世界中に蔓延し、その感染拡大の被害と、その後の経済大不…
※ちょうど十年前のきょう書いた文章です。クローズドの場へ挙げていたものをタイトル含めそのまま転載します。 もしネット環境があれば、いろいろ書くこともできるかな。と思っていつ壊れてもいいノートPCを持参したけれど、案外そういう気分にはならないものでした。いろいろ考えるには考えているのだろうけど、それらがまとまりをみせる気配もない様子。 写真(上)はしばらく前の昼食です。遠野の駅前からまっすぐ伸びる通りで入った食堂の、「とおのラーメン」。麺によもぎが入って緑色。山菜おいしかった。 写っている新聞は岩手日報。写真中の女性は76歳のかたで、60歳の長女が震災で行方不明になったそうです。娘さんは、30年…