何をトピックにすればいいかわからなくなってるけど、一つは、本が読まれなくなってる問題だろうか。小生にとっては、皆が本にそっぽを向けば欲しい本の市場価格(古書)が安くなっていくからいいけど、ニッチな本が出なくなって、量産型の愛だ恋だ冒険だばかりが増えるのも、それはそれで困ったことである。そこのところはエゴイズムに閉じこもることはできないのかも知れない。 実際本が読まれなくなっているのか、という問題認識の問題があるから、全然即断しちゃいけないと思うのだけれども、スタンダールで言えば、今ほとんどの人が読もうとしないスタンダール的古典についての二次言説の出版は絞られて、高価になっているという状況だと思…