足底筋膜(PF)は、足のアーチを支える結合組織の厚い帯です。また、足の生体力学においても重要な役割を果たしています。 糖尿病は代謝異常を特徴とする慢性疾患であり、糖尿病関連の高血糖はタンパク質の非酵素的糖化を促進すると言われています。 これらのグリコシル化最終産物は、腱や靭帯を含むさまざまなヒト組織に蓄積すると仮定されています[2]。 Pol J Radiol. (2022)の研究では、2型糖尿病(DM)患者の足底筋膜における超音波検査所見のスペクトルを評価します。 本研究では、糖尿病患者は健康者と比較して足底筋膜(PF)が有意に厚く、それぞれ3.66 ± 0.89 mmと2.67 ± 0.6…