涼しいお菓子の季節ですね! 今回のお菓子は『道明寺羹』です。棒寒天と道明寺粉、白あん・抹茶・砂糖・水あめというシンプルな材料で作れます。寒天は固まりやすいので、料理器具を洗っている間に冷蔵庫で固まります。道明寺を散らしたのは、透明な寒天に雪が舞っているような涼しさがあります。透明な寒天の中に、抹茶餡が真ん中に良い具合で浮き、道明寺が良い具合に舞ってくれるのがポイントです。 寒天の液体温度が50℃より熱いと餡玉が浮いてしまいます。この微妙な温度が難しいので、お菓子教室前日の試作は欠かせません。作り慣れていると慢心して行くと、結構な確率で何らかのトラブルが発生します。道明寺が沈んでしまったり、餡玉…