【道迷いの先にあったのは沢とビバークと非常食】──単独登山者が教えてくれた、今日も元気に下山するための十カ条 先日、ニュースを見ていたら、ある意味、登山者にとっての“究極の模範解答”のような出来事がありました。 北アルプス・霞沢岳に単独で入山し、道に迷って行方不明になっていた30歳の男性弁護士が、4日ぶりに無事救助されました。非常食と沢の水を頼りにビバーク(緊急野営)をして、体力を温存していたとのことです。 ……冷静すぎません?法廷での論戦ばりに、山でも冷静だった。 「無理に動かない」「沢の水で水分確保」「非常食を食べながらビバークして救助を待つ」 これ、登山雑誌に書いてある“正解の行動”です…