雑誌Tarzanが「腸が喜ぶ最高メシ」としている食事は腸活には欠かせないはずの水溶性食物繊維が少ない上、食塩の量が8gもあり、腸とは別の健康リスクが大きくなる。 なぜこの食事メニューが最高メシなどと紹介されたかというと、たぶん日本人のエンテロタイプを5つに分類した研究で、一番健康リスクが小さいとされたタイプの人たちの食事をイメージしてこのメニューを考えたからだろう。 5つのタイプの分類はAからEまであり、それぞれ次のようなものだ。括弧の中はそれぞれのエンテロタイプの特徴的な部分。 A タンパク質・脂肪タイプ(ルミノコッカスが多い) B バランス食(バクテロイデスとフィーカリバクテリウムが多い)…