糖尿病と認知症は関連が深く、認知症の有病者数は、全世界で2015年には4,680万人だったが、2050年までに3倍に増えると予測されています。 日本でも、2012年に65歳以上の15%に当たる462万人が認知症とみらており、今後も増加傾向が続くと言われています。 認知機能と腸内細菌は強く関連することを、国立長寿医療研究センターが明らかにされています。 認知症の患者の糞便では乳酸値が低下しており、腸内で善玉菌が減り、悪玉菌が増えている可能性があります。 腸内細菌は、糖尿病や肥満、心疾患にも影響すると考えられている。腸内には数百から1,000種類の細菌が生息しており、その構成は年齢や食事などで変化…