『エセ著作権事件簿―著作権ヤクザ・パクられ妄想・著作権厨・トレパク冤罪』(パブリブ)ですが、好評につき第5刷となり、ようやく全国の書店で安定的に供給されています。2022年に発売した本ですが、コンスタントに売れており、自走しているな!という感覚です。 「訴えられたり、世間で騒動になったが、こんなものは著作権侵害になるわけない」「実際に屁理屈で著作権侵害を訴えて敗訴した人々の顛末」を説き、著作権界の「裏の教典」「トリックスター」として世に出た本ですが、逆説的に市民権を得ており、もはや著作権の定番書としての風格すら出てきました。 ここで、著者として、『エセ著作権事件簿』が、望外にも広く受け入れられ…