リチャード・ジノリ Richard Ginori 器っていうのも凝り出せばキリが無く、趣味性が強いものだ。骨董に手を染めてしまったら大変なコトになる。そうして投機対象になって普段使いの出来ないモノになってしまう。まあ、美術・博物館に展示されるモノまであるわけだし、ルーツを辿れば発掘品の次元にいってしまう。 博物館展示の器といえば、静嘉堂文庫美術館所蔵の「曜変天目(稲葉天目)」という国宝があって、あそこまで珍重されてしまっては静嘉堂文庫美術館の学芸員になったとしても、そうそうやたらに触れるモノではなかろう。もはや器とは言えないのではないか?そもそもモノを入れるという「器」の使命が何処かに蒸発して…