今日はやたらと電話が鳴る日で 電話が鳴る度、 動物愛護シェルターからの里親落選の話ではないかとハラハラした。 今日の夕刻、 シェルターから電話があった。 こんなに緊張したのはいつぶりだろうか。 「深夜さんに里親が決まりましたよ」 柄にもなく泣きそうになった。 長かった。 本当に長かった。 「他の方に譲渡が決まりました」と言われるたびに 心が折れそうになった。 規約と制約縛りの上に タッチの差で里親が決まる倍率の高い競のような仔犬争奪戦。 昔とは大きく異なった『保護犬の里親』というシステムに 戸惑うことも多かった。 それでも里親希望を出し続けて良かったと 今日改めて感じる。 里親になれなかった4…