身体知を習得するための、謙虚さについての本だ。「いい人」になっていくことの本と言ってもいい。 レイコ先生も言う。センスがあったり、飲み込みの早い人はいる。「わかる!」「わかった!」ということだ。早々に、事象を頭の中で抽象化しイメージして「理解」できる人だ。それだけで社会人として有用だったりする。だが、落とし穴がある。「わかる」と「できる」は違うのだ。いちいち、考えたり、思い出したりせずに自然と問いに答えられたり、体が動かせなくては、体得できたことにならない。 レイコ先生は知っている。「練習をしないと弾けないの。弾ける人は練習をしたの。難しい話しじゃない」。そう「量質転化の法則」である。量が質を…