にほんブログ村 《金の冠をかぶった雀》 ソロモン王は ユダヤの 最も有名な王である。 賢者の王は 鷲の背に乗って 空を飛び、 国内の隅々まで 観察して回ったと 言われている。 ある日 ソロモン王が 鷲の背に乗って エルサレムから はるか彼方の国を 目指して 飛んでいた時、 たまたま 体調が悪くて、 鷲から落ちそうになった。 それを見ていた 雀たちが 何百羽と寄ってきて、 ソロモン王が 鷲の背中から 落ちないように 支えた。 これに感謝した ソロモン王は 雀たちに 「お前たち雀に 何でも欲しいものを あげよう」 と言った。 雀たちは 巣に戻り 何をもらうか 大議論した。 しかし それぞれ 勝手な…