《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 踏切警報機も踏切遮断機もない第4種踏切をなくすべく、様々な取り組みが始まっています。 中にはAIを使った踏切を開発する動きもあるようですが、信号保安設備の保守管理に携わった元鉄道職員であり、更にかつてシステムエンジニアとして働いた経験を持つ筆者としては、これが踏切事故をなくす切り札になるとは考えられません。 そもそもAIはいまだ発展途上の技術であるとともに、何でもかんでもAI任せというのはいかがなものかと考えるからです。実際、AIによる自動運転技術を使った電気自動車が、AIの不備と自動運転技術を過信したことを起因とし…