皆様、ご機嫌いかがでしょうか。本日は【160】バットを振りました。 青色にちなんだ小説を読んで、バットを振りました。 青空文庫より引用。出だしだけ。 ペロー,楠山正雄訳,『青ひげ』 むかしむかし、町といなかに、大きなやしきをかまえて、金の盆ぼんと銀のお皿さらをもって、きれいなお飾かざりとぬいはくのある、いす、つくえと、それに、総金そうきんぬりの馬車までももっている男がありました。こんなしあわせな身分でしたけれど、ただひとつ、運のわるいことは、おそろしい青ひげをはやしていることで、それはどこのおくさんでも、むすめさんでも、この男の顔を見て、あっといって、逃げ出さないものはありませんでした。 10…