鎌倉権五郎景政

モンヴァルキャンソン水彩紙 F4 中目 透明水彩 11月7日(木) 今日は、鎌倉市 御霊神社のスケッチをご紹介します。 2010年11月7日(日)、スケッチブックを持って鎌倉散策に出かけました。 JR鎌倉駅から江ノ島電鉄に乗り換えて極楽寺駅で降りてから、極楽寺を参拝した後に鎌倉に戻る方向で散策していくと御霊神社の境内に出ましたした。 初めて訪れた神社でしたが、鳥居の前に踏切があって、江ノ電が時々ゴトゴトと走っていきます。 調べてみると御霊神社の創建は平安時代後期と推定され、関東平氏五家の始祖である鎌倉氏、梶原氏、村岡氏、長尾氏、大庭氏の5氏を祀った神社であるため、五霊から転じて御霊神社と呼ばれ…

相州三浦総鎮守『海南神社』、左手が境内社『高家神社』 ２０２４，１０，６ 三浦半島巡りの2回目。相模国から房総半島安房国へ渡る東京湾淡水門を考察しております。 宮下文書岩間本p266のヤマトタケルとオトタチバナヒメが畏れていた、東北の悪神海神の祟りとは一体誰のことを指しているのか？。神道が祖霊信仰である特質上、誰かしら阿族祖霊に行きつくハズだ。悪神の『悪』とは突出したツワモノの意味。 前記事ではあくまで可能性の一つとして、これを淡津佐国の地主神マゴコロ夫妻なのではないか？と推測したわけだ…。そもそも彼らが房総半島へ渡った理由の一つとして、このマゴコロ夫妻を封じ込める使命もあったのではないかと……

太陽が教えてくれた。 神奈川県三浦市南下浦町金田『山神神社』 ２０２４，９，２１ 今回は、房総半島安房国対岸にあたる三浦半島へ行ってきた。 きっかけは単純明快で、そう言えば夫妻御子神アメノオシホミミが御祭神の神社があったなあ…と。三浦半島には2〜3度行っているが、今ならば、熊オッサンが持っている宮下文書の知識で、マゴコロ夫妻の神のことがあらためてわかるかもしれないと…。 〜今回の三浦半島めぐり〜 飯森神社（オオナムチ・カヤノヒメ） 水間神社（不明） 山神神社（不明） 金田走湯神社（アメノオシホミミ・スサノオ） 海南神社（地主大神？・天日鷲命など） 安房口神社（フトダマ） 走水神社（ヤマトタケル…

歌舞伎に魅せられた著者が、歌舞伎に登場する衣装に注目してまとめた本。着物や小物の写真がたくさん掲載されていて鮮やか。それぞれどの演目に登場するかもきちんと書かれていて面白い。 任侠と歌舞伎を舞台にした小説『国宝』を読んで、歌舞伎に興味が出たところで、図書館で見かけて借りてみた。『国宝』に登場した「京鹿子娘道成寺」や「藤娘」の衣装や舞台写真があり、こんな姿だったのか！という発見があってよかった。 「京鹿子娘道成寺」は最後の方で女形がお寺の鐘に登るシーンがあり、どんな鐘にどうやって…？と思っていたけど、なるほどこうかとわかった。「藤娘」は何故か紫の着物で踊っていると思ってたけど赤だったか…。舞台の…

梅雨時に静かに咲く紫陽花。 古都・鎌倉に似合う花の一つといえるでしょう。 鎌倉の紫陽花といえば、長谷寺と明月院が有名です。 みごとに咲き誇る姿にひかれて、この時期多くの観光客が訪れます。 しかし、数輪の紫陽花が歴史ある社寺に彩を添え、一層魅力的な景色となる場所がこの街には至る所にあります。 一昨日、極楽寺・坂ノ下界隈にある極楽寺・成就院・御霊神社（ごりょうじんじゃ）を訪ねてみました。 目 次 極楽寺 成就院 御霊神社 極楽寺 極楽寺は、1259年（正元元年）に建立されました。 開基（創立者）は執権・北条義時の三男・重時、開山は忍性。 江ノ電「極楽寺駅」から、徒歩数分のところにあります。 山門を…

秋田県の南東部にある横手市。 「横手のかまくら」や日本三大焼きそばの「横手やきそば」で有名な横手市を散策してみました。 横手のスポットを巡る 横手プラザホテル 横手公園 かまくら館 石坂洋次郎文学記念館 後三年合戦金沢資料館 横手グルメを食べ尽くす まいど あつあつ亭 北海屋 味一番 横手のスポットを巡る まずは横手駅周辺を散策。 とてもきれいな駅舎だ。 駅舎内は雪をイメージしているようなイルミネーションがあって綺麗だった。 有名な「横手のかまくら」の顔出しパネルもある。 駅自体は2階で、1階には横手市の観光情報センターがある。 横手市名物である「横手やきそば」の店舗マップや、漫画「釣りキチ三…

東京都千代田区九段北『築土神社』、ニニギと平将門を祀る。 ２０２４，５，２７ 前記事の東西小野神社の続き、東西小野神社をレイラインで結ぶと…。 奇しくもこの2社には6代孝安天皇という接点があり、宮下文書孝安時代登場の東西同時の鎮魂祭祀された比定社ではないか？と述べた。この両宮のラインを引くとドンピシャで比叡山延暦寺文殊楼を貫通する。レイラインは4月10日頃？朝日の方角で、列島を東西に駆け抜けている。 東西おのおのレイラインであり…。 三備きびきびきびレイラインでもあり…。 総合的にブレが大きいライン。ちょうど麻賀多神社〜麻賀多神社奥宮の1km程の帯状のラインとなる。おおよそ3つに区分されるライ…

御霊神社の祭神は、平安時代後期の武将で鎌倉武士団を率いた鎌倉権五郎景政 鎌倉権五郎景政は、「後三年の役」で征矢（せや、戦闘用の矢）で右目を射られた時「弓箭（きゅうせん）にあたって死ぬことは武人として望むところである」と言っています その時のいきさつもあり「景政の功名並ぶものなし」と語られ武士の理想像とされ後世の武士も散り際の潔さが求められました。 武士の世が終わり近代国家になっても「花は桜木 人は武士」の思想は、「同期の桜」として戦時中のプロパガンダに使われます。 こんなにも為政者に利用された花はないでしょう それは、日本人が桜に対するイメージを共有しているという土台があるからだと思います。