(昨日の続き) さてインフレと申しても、その程度により各資産対策に及ぼす影響は大きく異なります。 今現代のレベルのインフレであれば、不動産や株式に対する影響は、今の日本の現状を見れば明らかなようにそれほど大きいとは言えません。 しかし、もう少し進んで現在の米国並みのインフレ率になった場合、不動産においては大きく影響を受けます。それはインフレに伴い金利水準が上昇していくからです。 この日本のインフレがどの程度で収束するのか?それは、ある意味誰も予想が付かないのですが、将来に備えることは可能です。 仮に第一世界大戦後のドイツで起こったハイパーインフレレベルのことが起こった場合を想定しますと、恐ろし…